Mac で Laravel の環境を構築するのに以下の例が挙げられます。
最近の主流は「Docker」や「Vagrant」を利用した「Homestead」といった仮想環境で環境構築することが多いかもしれません。
ただ、Laravel の基本環境に関しては Mac ネイティブでも構築可能でき、仮想環境と比べて比較的高速で動作するのがメリットです。
Mac のネイティブ環境構築の方法として「Xampp」のような統合インストールツールがあり、Windows でプログラミング初心者の人が利用するのに便利です。
ただMac の場合、将来的なことを考えると Xampp は個人的にはあまりおすすめしません。
macOS は BSD系の Unix ベースで開発されており、Linux のような環境(Linux とは別物)で利用することができます。
Mac で環境構築する場合、まずパッケージ管理ツール Homebrew のインストールが必要です。
Homebrew のインストールは以下を参考にインストールしてください。
Laravel は PHP 7系が必要になります。
Mac には既に PHP はインストールされていますが、バージョンが古いため最新にアップデートします。
パッケージを指定してインストールすることもできます。
まず、PHP7 のパッケージを検索してみます。
PHP 7.4 をインストールします。
Laravel を利用するには composer という PHP パッケージ管理ツールが必要です。 今回は、brew を利用して composer をインストールしてみます。
composer コマンドを利用できるようにのリンクを設定します。
Composer のバージョンを確認してみましょう。
既に composer をインストールしている場合は強制的にリンクを上書きします。
composer コマンドを利用するにあたり、以下のコマンドで Mac に環境変数を設定しておきます。
これは必須ではありませんが、Laravel 独自の laravel コマンドを利用することもできます。
composer コマンドを利用して Laravel インストーラーをインストールしてみます。
インストールできたら、バージョンを確認します。
Laravel プロジェクトは、以下の2種類のコマンドで作成することができます。
Laravel のプロジェクトを作成してみましょう。
プロジェクを作成したらプロジェクトディレクトリに移動し、各フォルダのパーミッションを変更します。
Laravel サーバを起動します。
Homebrew と Composer で Laravel をインストール・プロジェクトの作成・サーバ起動をしました。
データベースをはじめとした機能は、別途 Homebrew などでインストールしなければいけませんが、この記事ではここまでとします。