GCE(Google Compute Engine)は、GCP(Google Cloud Computing)の IaaS(Infrastructure as a Service) な仮想PCで、AWS EC2と同じ位置付けです。
まずGCPを利用できるように、Googleアカウントでログインして、プロジェクトを作成しておいてください。
また、実際のインスタンス起動では料金が発生するため、クレジットカードの登録が必要です。
公式サイトからインストーラをダウンロードします。
https://cloud.google.com/sdk/docs/quickstart-macos?hl=ja
インストーラを解凍します。
インストールは、シェルスクリプトで設問形式で行います。 デフォルトでは「.bash_profile」にパスが記述されます。
インストール直後なので「.bash_profile」を再読み込みします。
Homebrew でもインストールできますが、インストール後は主導でパスを通してください。
Googleログイン画面が表示されます。 利用するGCPのアカウントでログインし、内容を確認し「許可」します。
インスタンス「test-instance」を作成してみます。 インスタンス起動中はここから料金がかかるので、注意が必要です。
暫く待つとリージョンの設問があるので、利用したい番号を入力します。
※インスタンスを一度作成するとリージョンは変更できません
東京の場合は「asia-northeast1」ですが、」無料枠を利用したい場合、「us-**」を選びます。
※コンピュータタイプ「f1-micro」であること
テストインスタンスが作成と起動が完了しました。
デフォルトのインスタンスタイプは「n1-standard-1」になっています。
最小限に料金を抑えるためには、一度インスタンスを停止して、GCPで「f1-micro」に変更しましょう。
ターミナルでインスタンスに sshログインします。
初回は認証鍵用のパスフレーズを入力します。
Linuxのディストリビューションは「Debian」がインストールされているようです。
Webサーバ Apache2 をインストールします。インストール完了後、Apacheは自動起動します。
「http」「https」ポートが利用できないので、インスタンス詳細 > 編集 から設定を有効にて「保存」します。
起動したら、外部IPアドレスでブラウザにアクセスします。 最後に利用しない場合は、インスタンスを停止するのを忘れないでください。