賞賛されない人の精神論

2010/06/17


W杯の影に隠れて、岩瀬〜250Sおめでとー!
抑えに転向して6年で250S達成は凄い記録だ。
ダルビッシュもつぶやいてたねw

・11年連続50試合登板
・3年連続40セーブ
・シーズン46セーブの日本記録
・生涯防御率2.00

しかし、ここまで賞賛されない選手も他にないかも知れない。
彼の見習うべきところは、プロ意識と哲学

・好きを超えると仕事になる
・仕事は結果のみを求めるようになる
・悪いイメージを考えないようにする


ごく当たり前のことなんだけど、中々できないよね。

プロ意識と言えば、WBC辞退の問題。

万全じゃないのに出場することはチームの迷惑になる


という決断で辞退したということだろう。

プロの世界では「できない」という勇気も必要だ。
努力や根性で一時的な感動は生むかも知れない。
しかし、プロは最後は結果である。
できないのに「根性でできます」と言うのが一番最悪だ。
最後には人間の同情が生まれるからである。
言うのも、ただ闇雲にやるのも簡単だが、結果はでない。

日本シリーズ完全試合交代劇でのバッシング。
完全試合は確率的からして人を感動させる要素ではあるかも知れない。
しかし、彼はあの場面で完全に抑えた。
表には一切出さないが、並大抵の精神力じゃない。

当たり前のようにやってのける人。
もっともっと賞賛されるべき人。



毎年の衰えは隠せず、今年もダメじゃないか?と思ってしまうが、ここまできたら300S達成して欲しいな。