近年「脱jQuery」のワードが出ているが、手法を間違えると「jQuery」で良かったということにも・・・ 「jQueryのここが便利だったのか」と痛感することも結構あります。
周りが発言しているからという曖昧な理由でなく、「脱jQuery」した未来予想図を作っておきます。 (JavaScript、フレームワーク知識向上、半自動化などの開発効率化の目処など) 特にJSフレームワークを利用しない場合、jQueryの部分を全て自分で書き直す覚悟が必要でしょう。
「Vue.js」「AngularJS」「React」の選択肢が決まっていて、バックエンドやテンプレート管理の設計ができている。 恐らく、これが今一番主流でしょう。 ただしフレームワークや設計方法の理解度が低いと、プロジェクトが破綻する可能性がある。
「脱jQuery」をしたことで、ソース管理が余計に複雑になってしまう事が多々ある。 特にjQuryライブラリに依存したプロジェクトを書き換えると相当な労力を要するので覚悟が必要である。
など、案件によってよく吟味して作業した方が良い。
現在は「Vue.js」「AngularJS」「React」が主流 「YUI」「Backbone.js」などフェイドアウトしていくフレームワークも多々あるので、選択を間違えないようにネイティブの知識の保険をかける必要がある。
個人的なロードマップとして、既存JSフレームワーク利用の前に、自作フレームワークを作成してある程度経験を積み、同時に「Vue.js(個人的にイチオシ)」「AngularJS」の情報も蓄積しつつ、効率的・自動化を踏まえて移行するつもりだ。
過去の経験から既存JSフレームワークを安易に利用すると、
・知識が浅いと構造がグチャグチャになる ・効率化するにはJSフレームワーク以外の設計知識も必要 ・進化が早いので、圧倒的な仕様変更に対応できない
になるためだ。
現在(2019/03時点)は「ECMAscript 6」が主流であるので、「ECMAscript 7」は必要な時に利用していく。 更に「TypeScript」を併用するのが理想かもしれないが、まずはネイティブの知識を復習・蓄積していく。
・JavaScriptネイティブ追求 ・Dom操作追求 ・MVC設計において他のフレームワークとの一般共通化 ・View(テンプレートエンジン)の手法・管理 ・バックエンドの親和性 ・開発半自動化
などを目標とします。