2日目は水の都ヴェネチア、そして鉄道の旅がスタート!
ヴェネチアでは、とある日本人学生に出会います。
そして、日も暮れたイタリアを離れ更に東へ向かうべく寝台列車に。
ここで大きな壁に遭遇します。
9/13(日)
■6:00
ミラノのホテルで起床
ホテルの匂いからして朝食も期待できないので、
すぐチェックアウトすることにした。
■6:30
鉄道パスのバリデーションをしにミラノ中央駅へ。
バリデートはあっさり完了。
やっぱり昨晩のイタリア人はやる気がなかったのか・・・
■7:00
ヴェネチア行きの電車には少し時間がある。
そこで突発的に、制限時間1時間の
ミラノ・タイムトライアル
早速、中央駅前の地下鉄の階段を降りる。
キヨスクっぽい売店でおばさんから一日券を購入
(国営以外の電車は、基本鉄道パスでは乗車できない)
■7:15
10分くらいでDuomo駅に到着。
教会内では、ミサが行われていた。
ぶらぶら歩いているうちに時間が迫ってきた。
最後の晩餐の早朝サービスってねぇか~
■8:10
華麗にミラノ中央駅へ舞い戻る。
ヴェネチア行きのEC(ユーロスター)が停車している。
ちなみに今日はセリエAインテルのホームゲームだが、こちとら「旅のセリエA」だからな。
■8:35
ミラノ中央駅発
車内は超快適で、人はほとんどいない。
しかし初めての鉄道パスチェックは、ちょっと緊張した。
隣のグリーンシャツのおっちゃんは3人組。
「イタリアのみのもんた」ばりにトークが繰り広げられた。
そしてヴェネチア・サンタ・ルチア駅が見えてきた!
■11:00
ヴェネチア・サンタ・ルチアに到着
駅を降りると観光客で溢れかえっていて、
ミラノと違ってかなり華やかな空気。
水上バスのパスを購入するが、とりあえず町をぶらつくことに。
しかし、話には聞いていたが凄げぇ町だな、おい。
焼き肉は一人で行けるが、流石に一人ゴンドラは無理。
仮面でもかぶって乗ればよいのか?
しばらく歩いていたが、荷物重過ぎでかなりキツい。
リアルトからは水上バスでサンマルコ広場へ。
展望台とか並ぶ気力もなく、広場で一休み。
ジェラートも美味かったな。
■14:00
川沿いの店で昼食
ガイドブックには「くもがにのサラダ食え」とか書いてあるけど、
さっぱりわかんね。
一番上にあったシーフードスパゲティにしてみた。
美味いけど、何か量が少なくねぇか?
■16:00
向こう岸のサン・ジョルジ島に行こうと、水上バス路線図で探していると、
日本人ですか?
と日本人学生に声をかけられ、彼も乗り場がわからないらしい。
カタコトで駅員に聞いて、一緒にサン・ジョルジ島へ。
彼はどうしても「最後の晩餐」がみたいとか。
あれ?「最後の晩餐」ってミラノじゃね?と思いながらも教会へ。
当然そこには、あるわけもなく・・・
学生君はひどくがっかりしていたが、まぁ気分変えに展望台へと。
今日のベストポイントだったんじゃねぇかな?
いいカメラ持っていればなぁ。
■17:00
オイラはほとんど回ったが、まぁ何かの縁ということで、
しばらく一緒に回って夕食をご馳走する。
そんな学生君なのだが、
・富山港からウラジオストック(船で入国)
・シベリア鉄道でロシア横断(ビザ必要)
・フィンランド経由してヨーロッパ縦断
・オーストリアのリンツからウィーンまで自転車3日間+野宿
・今後はイタリア→ギリシャ→トルコらしい
笑ったw
2ヶ月間鉄道で旅してるらしい。
俺より3ランク上の旅w
■20:00
学生君とお別れして、次の電車を待つ。
夜のヴェネチアもなかなか奇麗だった。
■22:51
CNL(シティーナイトライン)ミュンヘン行
ホームに向かうと、自転車軍団が!
ヨーロッパの電車は、自転車を積み込みできたりするのだ。
寝台は4人部屋のクシェットにした。
あれ?一人なのかな?のんびり寛いでいると、
さっきの自転車軍団の中の、高島ファミリー(父母娘)が登場!
どんだけ体デカイだよw
娘も何やら話かけてきたが、サッパリわかんねw
これがベルリンの壁か!
でも、優くてちょっと愉快なファミリーだった。
×ケルン
○クルン
と言う事と、高島ファミリーはルクセンブルグ、ベルギー
国境近辺に住んでるらしいコトは解読した。
そんなこんなで、寝台列車で就寝
充実した一日だった。
明日のザルツブルグで、半泣きになる事とは知らず・・・