ヨーロッパ鉄道007-2日目-

2009/09/13

2日目は水の都ヴェネチア、そして鉄道の旅がスタート!
ヴェネチアでは、とある日本人学生に出会います。
そして、日も暮れたイタリアを離れ更に東へ向かうべく寝台列車に。
ここで大きな壁に遭遇します。

9/13(日)
■6:00
ミラノのホテルで起床

ホテルの匂いからして朝食も期待できないので、
すぐチェックアウトすることにした。
ヨーロッパ鉄道の旅

■6:30
鉄道パスのバリデーションをしにミラノ中央駅へ。
ヨーロッパ鉄道の旅
バリデートはあっさり完了。
やっぱり昨晩のイタリア人はやる気がなかったのか・・・

■7:00
ヴェネチア行きの電車には少し時間がある。
そこで突発的に、制限時間1時間の

ミラノ・タイムトライアル


早速、中央駅前の地下鉄の階段を降りる。
ヨーロッパ鉄道の旅
キヨスクっぽい売店でおばさんから一日券を購入
(国営以外の電車は、基本鉄道パスでは乗車できない)

■7:15
10分くらいでDuomo駅に到着。
ヨーロッパ鉄道の旅
教会内では、ミサが行われていた。

ヨーロッパ鉄道の旅
ぶらぶら歩いているうちに時間が迫ってきた。

最後の晩餐の早朝サービスってねぇか~


■8:10
華麗にミラノ中央駅へ舞い戻る。
ヴェネチア行きのEC(ユーロスター)が停車している。
ヨーロッパ鉄道の旅

ちなみに今日はセリエAインテルのホームゲームだが、こちとら「旅のセリエA」だからな。

■8:35
ミラノ中央駅発

車内は超快適で、人はほとんどいない。
ヨーロッパ鉄道の旅

しかし初めての鉄道パスチェックは、ちょっと緊張した。
ヨーロッパ鉄道の旅

隣のグリーンシャツのおっちゃんは3人組。
「イタリアのみのもんた」ばりにトークが繰り広げられた。

そしてヴェネチア・サンタ・ルチア駅が見えてきた!

■11:00
ヴェネチア・サンタ・ルチアに到着
ヨーロッパ鉄道の旅

駅を降りると観光客で溢れかえっていて、
ミラノと違ってかなり華やかな空気。
ヨーロッパ鉄道の旅

水上バスのパスを購入するが、とりあえず町をぶらつくことに。
ヨーロッパ鉄道の旅

しかし、話には聞いていたが凄げぇ町だな、おい。
ヨーロッパ鉄道の旅

焼き肉は一人で行けるが、流石に一人ゴンドラは無理。
ヨーロッパ鉄道の旅

仮面でもかぶって乗ればよいのか?
ヨーロッパ鉄道の旅

しばらく歩いていたが、荷物重過ぎでかなりキツい。
リアルトからは水上バスでサンマルコ広場へ。

展望台とか並ぶ気力もなく、広場で一休み。
ヨーロッパ鉄道の旅

ジェラートも美味かったな。
ヨーロッパ鉄道の旅

■14:00
川沿いの店で昼食
ガイドブックには「くもがにのサラダ食え」とか書いてあるけど、
さっぱりわかんね。

一番上にあったシーフードスパゲティにしてみた。
ヨーロッパ鉄道の旅
美味いけど、何か量が少なくねぇか?

■16:00
向こう岸のサン・ジョルジ島に行こうと、水上バス路線図で探していると、

日本人ですか?


と日本人学生に声をかけられ、彼も乗り場がわからないらしい。
カタコトで駅員に聞いて、一緒にサン・ジョルジ島へ。

彼はどうしても「最後の晩餐」がみたいとか。
あれ?「最後の晩餐」ってミラノじゃね?と思いながらも教会へ。

当然そこには、あるわけもなく・・・


学生君はひどくがっかりしていたが、まぁ気分変えに展望台へと。
ヨーロッパ鉄道の旅

今日のベストポイントだったんじゃねぇかな?


いいカメラ持っていればなぁ。

■17:00
オイラはほとんど回ったが、まぁ何かの縁ということで、
しばらく一緒に回って夕食をご馳走する。

そんな学生君なのだが、

・富山港からウラジオストック(船で入国)
・シベリア鉄道でロシア横断(ビザ必要)
・フィンランド経由してヨーロッパ縦断
・オーストリアのリンツからウィーンまで自転車3日間+野宿
・今後はイタリア→ギリシャ→トルコらしい


笑ったw
2ヶ月間鉄道で旅してるらしい。

俺より3ランク上の旅w


■20:00
学生君とお別れして、次の電車を待つ。
ヨーロッパ鉄道の旅

夜のヴェネチアもなかなか奇麗だった。

■22:51
CNL(シティーナイトライン)ミュンヘン行
ヨーロッパ鉄道の旅

ホームに向かうと、自転車軍団が!
ヨーロッパ鉄道の旅
ヨーロッパの電車は、自転車を積み込みできたりするのだ。

寝台は4人部屋のクシェットにした。
ヨーロッパ鉄道の旅

あれ?一人なのかな?のんびり寛いでいると、
さっきの自転車軍団の中の、高島ファミリー(父母娘)が登場!

どんだけ体デカイだよw


娘も何やら話かけてきたが、サッパリわかんねw

これがベルリンの壁か!


でも、優くてちょっと愉快なファミリーだった。

×ケルン
○クルン


と言う事と、高島ファミリーはルクセンブルグ、ベルギー
国境近辺に住んでるらしいコトは解読した。

そんなこんなで、寝台列車で就寝
充実した一日だった。

明日のザルツブルグで、半泣きになる事とは知らず・・・