携帯4社の次世代インフラ

2010/07/25

前にも書いたかも知れないが、SIMロックばっか脚光を浴びてる事にどうも腑に落ちない。
SIMロックなんかほぼメリットないのに何か洗脳のようなニュース。
なぜソフトバンクだけ圏外なの(あ、イーモバイルもか)?

いわゆる、800MHz問題


この図の問題を目につくニュースにする人は少ない。
Twitterやらで多少は認知されるようにはなってきたけど、興味ない人には理解できないよね。
ちなみにソフトバンク贔屓じゃなくて、社会的にアンフェアなやり方が嫌いなだけ。

次世代携帯の周波数争い


そこで、注目されるのが次世代携帯の周波数争い。
携帯4社の次世代インフラ戦略を読み解く

第8回まであるから全部読み切れないけど、いわゆる3G→4Gの移行問題。
W-CDMA、CDMA2000の混在が3G失敗となり、3.9Gのドラフトを作らなければいけなくなった。

各社総務省への申請


で、3.9Gの申請が総務省主体で暗中模索。
1.5GHz付近はLTE(NTTドコモ推奨)となったが、2012年に向けた700MHz/900MHzはグレーゾン。

・ソフトバンクの帯域要望はMCA(第三者無線)の入替コストがかかる
・世界標準に合わせるとデジタル放送等の帯域と重なる


と難航しているが、今年から来年にかけて決着する模様。

将来的には変わりそうな気配・・・


ドコモの次世代通信貢献度も非常に高いし、これは評価すべき事だと思う。
ただ、この現状じゃiPhoneも他のキャリアからでることはないよな?となるわけです。

KDDIの今後


一つ画期的に変わるとすれば、KDDIのLTE(HSPAの後継)の導入だろうか?
KDDIだけCDMA2000を採用しているが、幸い800MHz付近を割り当てられている。
えっと、残りのイーモバイルはどうなるんだろうね?・・・