さて、まずはスクールでとんでもないものに申し込んでしまった。
ビッグバンドのピアノ!!
前回出演が僕だけだったピアノ。
今回のアンサンブル希望で出したら、既にコンボで埋まってしまっている。
そこでですよ。
受付のお姉さんが「ビッグバンドだったら空いてますよ」って。
チャレンジャーな自分は申し込まない訳はない!
更に入れ替え時間だったので、先生はまだ申し込んだ事は知らない(^^;)
ただね、「そんなにレベルは高すぎない」ってさあ、レベルはちょっと高いんでしょ?
しかも、ビッグバンドの曲なんてほとんど聞いた事ないし。
さて、ここんとこピアノの椅子に座ってる事がかなり多くなりました。
しかし、その練習量に比例しない自分のヘタレぶりで、
今日は(も)ピアノの基礎と言うものをいかに愚かにしていたのかと実感する1時間だった。
■「On The Green Dlphin Street」
レッスンでは2回目とは言え、セッションや練習でかなり弾きまくっている。
いつものようにスケール練習。
前よりは気持ち良くはなったが(あれだけ練習すれば当たり前か)どうしても完璧に弾けない。
とにかく、今の小節で精一杯で次の事を考える余裕がない!
そして鍵盤を叩くという「ピアノの基礎」がもっとない!
分散和音の練習中に、どうしてもミスタッチをしてしまうのだ。
仕舞には、超、超スローテンポでやっても弾けない事が判明。
つまりは、指の「独立性」「柔軟性」がないと言う事。
確かに自分的に、この点をかなり疎かにしているのはわかっている。
ただ鍵盤を始めたのが遅すぎたから、どうしても優先的に曲を覚える
事やフレーズのネタに走ってしまうのだ。
今日、色々とアドバイスを貰って、最近やっとハノンの本質がわかってきた気がする。
はっきり言って、指の運動だ!と何も考えずに弾けたような気になっていてはダメ。
指の形を体に覚え込ませるまでは、頭でイメージできてないといけない。
ミスタッチの原因は、そのフレーズに対応できない指の形になっているからだ。
つまりフレーズを弾く前に、その指の形が用意できていれば確実にミスタッチしない。
どうしても自分は演奏中に補正しようとリアルタイムに指が斜めったり、スライドさせたりしてしまう。
弾く前にフレーズと指の形をロードするまでは弾かない!
次の課題はこれだ!
と、また理屈をこねて、自分に言い聞かせるのであった。
この後はバンド練習&セッション。