東京JAZZ 2006

2006/09/04

行ってきました~、東京ジャズ。
今年はチックがホストで国際フォーラムです。

いちおう、入場前にTシャツ買いました。
東京JAZZ Tシャツ

この色が大人気でSサイズだけ2枚しか残ってなかったので、渋々。
まあ痩せてるので何とか着られるけど、微妙に首周りキツい。

席はかなり前の方でど真ん中とベスポジでした。

■マーカス・ミラー & スペシャルゲスト フランク・マッコム
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マーカス・ミラー(b)
フランク・マッコム(vo key)
キース・アンダーソン(sax)
プージー・ベル(ds)
グレゴリー・マレット(hca)
ボビー・スパークス(key)
パッチェス・スチュワート(tp)
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ジャズつうかソウルっすね。
ハーモニカがカッコ良かったあ。
ペットはマイルスチックだったっすねえ。

って、疲れててキンキンな音の中寝そうになったけど(^^)

最後はComeTogatherで盛り上がってましたよ。

■チック・コリア meets 上原ひろみ
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チック・コリア(p)
上原ひろみ(p)
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空気は一転して、ピアノディオ。
すげえ!上原嬢、チックに食らいついてる・・・。

でも「All Blues」でチックがピアノ弦でベース弾いてるの見て
やっぱ

チックは変態

すぎて理解できないと思った(^^)

チックってさあ、曲知らないと(知ってても)何やってるかわからないんだよねえ・・・。

■ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ
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スペシャルゲスト 渡辺貞夫(with ジョン・パティトゥッチ and オマー・ハキム)
ハンク・ジョーンズ(p)
渡辺貞夫(sax)
ジョン・パティトゥッチ(b)
オマー・ハキム(ds)
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ビ・バップ時代を生き抜いたハンク・ジョーンズ、今年で88歳。

 

すげえ!動いた!



って感じです。
(オスピーよりも足腰しっかりしてるし)

さすがに指は動かなくなって大変そうだったけど、いい顔して演奏してたなあ。
ちと

泣けてきた



パティトゥッチはバリバリっすねえ。
ハキムはやっぱヒュージョンっぽい。
あ、ナベサダもまあ良かった・・・内心、矢野沙織の方が見たかった訳だが。

■大セッション大会
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ハンク・ジョーンズ(p)
チック・コリア(p)
上原ひろみ(p)
オースティン・ペラルタ(p)
渡辺貞夫(sax)
ジョン・パティトゥッチ(b)
オマー・ハキム(ds)
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つうか、これ最高に楽しかった!!
もうライブというか、どこやらのセッション大会です。

アコピ4人いるので、ピアノ2台w
ハンク(祖父)、チック(父)、ひろみ(娘)、ペラルタ(息子)って感じですw

最後は1台に2人ずつ座って

4人家族で演奏



ひろみ嬢って、スタンダードジャズって、やっぱ苦手なんじゃないか?
プログレになってったよw
ペラルタの方がいいフレーズ弾いてたけど、タッチがまだまだな感じでした。
同じピアノでも、弾く人によって音はかなり違いますねえ。

そう言う面では、やっぱチックは凄すぎる。
チックの演奏って、どんな凄いフレーズ弾いても

体の軸が動かない

のです。

先生から聴いた話なんだけど、チックはどうしたら

「バド・パウエルみたいな音が出せるのか?」

と研究した結果、
「演奏する姿勢」が答えだったそうです。

今日、チックの演奏を見てまさにそうでした。

話がそれたけど最高のボルテージだったのが、ハンクがチックの演奏中

 

「チック、ワシにも弾かせてくれ」



って方を叩く場面(爆)

そういう訳で、今年の東京ジャズはハービーとは全然違って

アットホーム

な感じのイベントでしたねえ。