ELDAR in 東京

2006/06/24

超注目のピアニストのライブに行ってきました。

「エルダー・ジャンギロフ」
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日時 : 06/6/23(金) 19:00~(1部、2部)
場所 : 草月ホール

Eldar Djangirov(P)
Marco Panascia(B)
Todd Strait(Ds)
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席は

2列目正面!!


あれだけ遅れて予約したのに、この余裕は一体・・・。

1部は1stアルバム「ELDAR」、2部は2ndアルバム「Live at The Blue Note」の傾向だったかな?
予習してないので曲全部知らないけど(^^;)

・Point Of View
オープニング曲
今、病に倒れているマイケル・ブレッカーと共演した曲です。

まあ、とにかくしょっぱなから弾きまくる弾きまくる。
俺は好きなんだよなあこういうテク指向。

そんな早弾きな彼だけど、弾く姿は淡々としていて

ちょっと猫背

なんだよね(^^;)

・Raindrops
あとで題名知ったけど、この時期にぴったりの「雨の曲」って感じのしっとっり曲です。
散々弾きまくるのが特徴だけど、バラードになる音数を減らしたり、かなりタッチの強弱を意識して弾いる繊細さがありました。

その他は曲名わからずだったけど、1部の最後

・Watermelon Island
お気に入り。
題名がハービーの2曲合体したファンクで一般ウケる曲ですね。
何気にイントロはCDとちがって、「Cantalope Island」のリフだったのは笑った、カックイイー。

・What Is This Thing Called Love
2部のしょっぱな。
独特なアレンジが印象的なので、イントロですぐわかります。
でも、途中からどこやってる??ってロスってしまいますけどね(苦)

足でとるリズムテンポとか見てると、単純に口あんぐりしてしまいます。

その後、バラードとか弾いてる途中どっか飛びそうになった(^^;)
(日本VSブラジルの観戦で睡眠不足モード)
でも、本当にぶっ飛んだのは2部の最後の2曲

・Caravan
どういうリズム感してるんだ!って感じです。
スイング、ラテン、プログレ、クラシック調と目まぐるしいリズムチェンジで楽しませてくれた。
ドラムとのバース、はたまたドラムソロも超絶でしたよ。

・Take The A Train
アンコールはやっぱこれだなあ。
ほぼCDそのままの演奏だが、何度聞いてもカッコよすぎる!!
多分彼が一番得意とするスタイルなんだろう。

もしこんなん弾けるんだったたら、死んで本望だ。

■サイン&握手会
さて、ライブ終了後は、もちろん「サイン&握手会」に行きました(爆)
にしても、

 

サインする人少ねえー!!



俺、アルバム持ってるのにまた買ったのにさー(最近このパターン多い)
山中千尋の時は男臭があんなすごかったのに・・・。

なんでかなあ?こんな機会滅多にないよ!

 

キルギルスタン人と握手



てな訳で、あっという間に終わってしまったライブだったけど、久々に「

新しい風

」を感じました。

これは今年絶対日本にも波が来るぞ~!!
でも、生粋のジャズファンは

「音つめ過ぎ!」「うるさい!」

という印象があるみたい。
うーん、彼はその類いじゃないと思うんだけどなあ。
エバンスやマイルスが好きな人はダメなのかなあ?

超絶早弾きの中にも、結構間や変化があって、すげえリズム感だし基礎ができてる気がする。
と、弾けないピアノ初心者が叫んでおりますがね・・・。

うん。でも一つ言えるのは彼は

音楽オタクの匂い

がする。

個人的にオスカー・ピーターソンが好きだったりしますが、エルダーも弾くフレーズこそ違うけど、その素質があるような気がする。
まあ、こないだ買ったオスピーのDVDの映像には、再三超絶しっぱなしでしたけど。