今年も東京JAZZに行って参りました。しかもビックサイトまで自転車で・・・。
自転車ってことで早く家出たんだけど、早く着きすぎた。
そのお陰か。工事現場の人たちが会場前で演奏しているのを観る事ができた。
ああ、これOpening Actだったのね。どおりで巧いと思った。
携帯で動画録画したけど、asfファイルがmpegに音声付きで変換できなかったのでアップできませんでした。
(結構面白かったのに)
さて今年のプログラムは、
■ チャリート・ラテンジャズファンクバンド
チャリート、大石学、井上陽介、原朋直、藤陵雅裕、ビルリート、セシル・モンロー
■ Herbie Hancock’s Headhunters’05
ハービー・ハンコック、マーカス・ミラー、ロイ・ハーグローブ、テリ・リン・キャリントン、マニャンゴ・ジャクソン、リオーネル・ルエケ、ワー・ワー・ワトソン
■ SUPER UNIT ~Latin Lounge~featuring Ivan Lins,Nils Petter Molvaer & AGATSUMA
さんざんな去年の内容も、今年は「Headhunters’05」ってことで期待を込めている。
(開場は去年と同様室内です)
チャリートはバックは良かったんだけどボーカルいまいちって感じ。でも日本語巧いし、人は悪くなさそうなので許します。
途中でイヴァン・リンスがでてきてちょっと見所だった。
で、期待の「Headhunters’05」なんだけど、いきなり「Watermelon Man」のイントロでキター!
だってビール瓶を息で「ホー、ホー」吹いて演奏してるんだもん。
ええェ!CDもこの音だったのか?と自問自答
「Chameleon」は2002の「FUTURE 2 FUTURE」で演奏したからやらなかった。
ハービーは、KORGの100万円ワークステーションシンセ「OASYS」がメインシンセです。
ちなみに今年のハービーの背後のApple機種は「iMac」です。
OASYS弾いたり、ピアノ弾いたり、ピアノの上のシンセ弾いたり、挙げ句の果てにはギターシンセまで弾いてました。
東京JAZZ Tシャツは格好わるいけど、このオッサンはかっこ良すぎる。
指以上にフットワークが軽い、よく動くキーボーディストだ。
だからチック・コリアはあんなデブっちゃうんだなと。
ハーグローブはやっぱズバ抜けて巧かったなあ(しょっぱな音が小さくてPAにキレてた)。
これでマイケル・ブレッカーもいればあのトリオが完成だったなあと。
チョッパーマーカスもB.Sax吹いてましたよ。
今年のハービーバンドはいろいろ見所満載で、期待以上に「カッチョよすぎた」!
夜も遅いせいか、最後のSuperUnitは人がかなり減ってきた。
俺はもっと見通しの良い席に移動(悪)
いつものように淡々と演奏してみんな様子を伺ってて、会場で一番盛り上がったのは三味線:上妻氏でした。
やっぱラテンなのに三味線はズルい!映えて見える。
マーカスとかハンコックは遠慮してソロはなかったね。
ってことで、やっぱ今回の目玉は「Headhunters’05」でした。
ああ、こんなんなら2日目もとっておくべきだった。山中千尋は是非観たかったし。
満足だったけど、やっぱ2002,2003の野外に絶対賛成!
ちなみに「Headhunters’05」Tシャツ買いました。