永井真理子「アコースティックライブ2005」

2005/07/11

ついにこの日がやってきました!

思い起こせば12年前。
大学受験もひしひしと感じ始める高校3年になろうとしていた。
1993/2/21、人生初めての初ライブ。
期末試験の前日だというのに、親に黙って朝4時起きで朝5時から並んで・・・(このライブはスタンディングで執念の2列目真ん中)。

当時のチケット残っています。
永井真理子チケット1993
(モノをなかなか捨てられない悪い癖も役立つものだ)

結局、永井真理子のライブは2回しか行っていない。高校生だとお金も限られてたので・・・。
(そのうち親に5,000円借りたままだったり・・・)

上京しても結局、音楽をやることに夢中になって、ライブにも行かなくなってしまった。
それから、聴く音楽もめっぽう変わってしまって現在に至る訳です。

さてライブ当日。
自慢の愛車(?)で自宅~中目黒のライブハウスまでひた走りました。
わくわくするのかな?と思ったけどかなり距離があるので、淡々と走ってました。

■ライブ会場
ライブ会場「楽屋」にたどり着きました。
永井真理子アコースティックライブ

さてライブは、
1ST RAKUYA OPEN17:00 START17:30
2ST RAKUYA OPEN19:00 START19:30
永井真理子アコースティックライブ
(一応、1st、2nd両方とってあります。)

さて、整理番号で並んでたんだけどかなり後ろになりそう・・・。
それにしても、並んでるファンはかなり「濃い」!
みな30代の男女均等ってとこでしょうが、なんて表現していいのだろう?
暫く、JAZZライブがメインだったせいか、何か違うオーラを感じる!

さて、1stが開場。ワンドリンクはビールで。
立ち見覚悟だったのだが、一人だったせいか幸運にも前から4列目(?)をGETして、更に見通しばっちり!
永井真理子アコースティックライブ
スクリーンには「スティング」の映像。かっちょいい!と聞き惚れていました。
ん?もしかして、真理子嬢のオーストラリア帰国にあわして流したか?

■1stステージ
さて、1st開演です!
バックミュージック、ライトが消える。
バンドメンバー登場し観客の拍手の中、キター!真理子嬢が両手あげて登場!

オープニングは!・・・キター!・・・知らない曲!
(俺「Your's」の後のアルバムは買ってないんだよな。ダメじゃん)

それにしても、すげえ間近じゃん!ブルーノートでもこの近さは難しいぞ!
その後、懐かしの曲が・・・。

「20のスピード」
「ミラクルガール」
この年で「20のスピード」を唄うのはツライというジョークをかましながら。
それにしても若いよなあ。もう40近いのに。
でも、5ライブめだけあって声がかなりかれ気味。

「ありがとうを言わせて・・・」
さて、自分自身この曲がもの凄く大好きで、更に今回のライブで一番心に突き刺さった曲
MCの時に「あ、この曲が来るな」って、かなり嬉しい反面・・・。
この曲の歌詞は、亡くなった父への「レクイエム」でライブでは歌わないのだ。

歌っている最中、彼女の表情もそうだけど、自分とオーバーラップしてしまって涙腺が・・・まあ、多くは語らず。
この後「ZUTTO」を歌ってかなりシンミリ。

その後、MCで笑いを取り、側近の曲、新曲やらであっと言う間に進んでいく。
「あ、目線が合った」とか子供みたいな事を思ったりする訳で・・・

エンディングは「ほんの少し」でアンコールはなしで、1st終了!

■2ndステージ
2nd開演!(今回はグレープフルツジュース)
1stより整理番号が後ろだから、ちょっと厳しいかな?
案の定、席はかなりイマイチなところをGETしてしまった(人の頭で見づらい・・・)。
まあ、1stが楽しめたからいいかと。

オープニングは「GONG!」
Hysteric Mama時代の曲はノリが良いなあ。
俺もこのアコギの練習してたっけ・・・。

懐メロは、
「悲しまないで」
「黄昏のストレイシープ」
「泣きたい日もある」
結構泣けるかと思ったけど、そうでもなかった。
「泣きたい日もある」は、最近ピアノ練習してるからな?

後は「海と貝殻」とか、1stと同様に新曲等を

それにしても、1st、2ndともMCがとてつもなく良い訳で、俺はやはり信者なのだと実感する。
中でも印象的だったのが、最前列の長年ファンであるカップルが結婚するってので本人から直々にお祝い。

■アンコール
さて、さて、2ndもあっという間に終わりが近づきエンディングは、1stと同じ「ほんの少し」
歌い終わった後、うーんこれで終わりかと思うとなんか悲しい・・・と思うさなか、俺の2つまえの団長(?)が熱烈な「マリコ」コール!
(俺はちょっと殻を破るには・・・)
それにしてもスゲエ映像になってきた中、アンコールで登場!
真理子嬢が挑発して「プリティロックンロール」って観客は総立ち。
椅子に乗り上げてノリノリでシャウトしてるし。
つうか、これ「アコースティックライブ」でしょ!俺も起ってるし(曝)!

■アンコール2
てなわけで、盛り上がりでライブ終了・・・と思いきや、団長「マリコ」コール!
おいおい、もう来ねえだろう。ライブハウスのアナウンスも「・・・すべて終了しました」って何回も。
って、キター!これ「想定外」のアンコール?最後はみんなでアカペラで「Mariko」を。
っていうかこの曲歌うのはかなり抵抗あるんだよなあ。
だって「私はMariko」じゃないから(苦)

で、これで本当に終わり。
会場内ではファンが万歳三唱してたり、外では多分サイン待ち?でごった返してる。
やっぱりみんな熱いなあ。

■自主制作CDとか
俺はこれから帰宅への暑い自転車ロードがあるから・・・。
さて、今回の新曲CD(CD-R)っす(あと「AIR」買いました)。
永井真理子アコースティックライブ
曲調はシンプルPOPロック(というと語弊があるけど)かな?
最近、こういうジャンルの曲は聴く機会が減ってしまって、もっと凝ったアレンジを期待してしまうのだな。
まあ、このシンプルさも良いかも知れない。
「笑ってみせて」はいいんじゃないかな?

さて、今回のライブ。
何と言っても久しぶりに顔を見て、心ときめく反面、あれから年月が経ったなあと実感する。
でも「プリティロックンロール」でかなり印象的だったが、彼女も観客も「気持ちはあの頃と同じ」なのかも知れない。

次のライブは来年を予定みたいっす。