フォーム有効期限切れで Page Expired をリダイレクト

2021/01/15

Laravelでは、csrf フォーム画面で放置した場合、セッションが異なる Token エラーで Page Expired ページが表示されるようになっています。

App\Exceptions\Handler 

Laravel ではエラーが発生すると、App\Exceptions\Handler が実行され最終的に render() でエラー画面を表示します。ExceptionHandler の詳細に関しては Laravel 8.x エラー処理 を参考にしてください。

ただ、フォーム有効期限切れで Page Expired ページを表示するのは、UI/UX 的に好ましくないのでリダイレクトしてみます。

App\Exceptions\Handler の render() で処理を振り分けてダイレクトしますが、今回は Tokenエラー TokenMismatchException クラスを判別します。


    public function render($request, Throwable $exception)
    {
        $class = get_class($exception);
        if ($class == 'Illuminate\Session\TokenMismatchException') {
            return back()->withInput();
        }
        return parent::render($request, $exception);
    }

フォームリクエストの場合は、 back()->withInput() で前の画面にリダイレクトするとよいでしょう。

またログインセッションの場合は Exception で振り分けず、Authenticate ミドルウェアなどで処理した方がわかりやすいでしょう。