ログを日付でローテーションやクリアや削除

2020/12/28

ログのクリア

Laravel のログファイルをクリアします。

デフォルトでは storage/logs/laravel.log に記載されています。

echo で削除

ターミナルで Laravel プロジェクトのホームに移動し、echo で空にします。


% echo "" > storage/logs/laravel.log

truncate で削除

Mac の場合 truncate が入っていないので、Homebrew でインストールします。


% brew install truncate

truncate でログをクリアします。


% truncate -s 0 storage/logs/laravel.log

ログを日付ごとローテーション

ログの設定は、.env ファイルで簡単に設定できます。 デフォルトでは stack (複数のログチャンネルを一つのログチャンネルへ集結)になっています。


LOG_CHANNEL=daily

config/logging.php でも設定が可能で、デフォルトの設定は stack になっています。


'default' => env('LOG_CHANNEL', 'stack'),

利用可能なチャンネルドライバ

Laravel のログ設定に関しては公式を参考にしてください

参考)Laravel 7.x ログ

  • stack: 「マルチチャンネル」チャンネルを作成するためのラッパー機能
  • single: シングルファイル/パスベースのロガーチャンネル(StreamHandler)
  • daily: RotatingFileHandlerベースの毎日ファイルを切り替えるMonologドライバ
  • slack: SlackWebhookHandlerベースのMonologドライバ
  • syslog: SyslogHandlerベースのMonologドライバ
  • errorlog: ErrorLogHandlerベースのMonologドライバ
  • monolog サポートしているMonologハンドラをどれでも使用できる、Monologファクトリドライバ
  • custom チャンネルを生成するため、指定したファクトリを呼び出すドライバ

ログの保存日数を設定

ログファイルが増えた時にローテートしますが、config/logging.php でログの保存日数を指定できます。

cron などでログローテートする場合、パーミッションも設定しておきます。


'daily' => [
            'driver' => 'daily',
            'path' => storage_path('logs/laravel.log'),
            'level' => 'debug',
            'days' => 7,
            'permission' => 0666,
        ],