パリ紀行(最終日)-さよなら-

2006/10/21

ついに最終日を迎えた。

今日は空港に向かう前に、姉家族と一緒に「St.Paul」(サン・ポール)という街でぶらぶらと。
まず向かったのは、姉お奨めのフランス紅茶専門店
MARIAGE FRERES」(マリアージュフレール)
パリ2006

有名店なので、日本でも都心部には店があるらしい。

銘柄がありすぎて、どれを選んだら良いか?
聞いたことのある銘柄をチョイス、あとチョコレートも売っていたので甘党の自分用に。
パリ2006

買い物を終えてつぎの目的地に向かう。
なんだろう?チケット売り場かな?
パリ2006
そうそうパリを歩いていると、ベルトコンベアが定期的に切り替わる広告をちょくちょく目にしたりする。
何か味わいがあって面白いのだ。

さて、次に行ったのは「Musee Picasso」(ピカソ美術館)
またまた美術知識がないのに3つめの美術館。
パリ2006

でも、さすが天才かつ変態者だ。
これくらいの絵画なら凡人ならちょっとは想像がつくが、
パリ2006

足を進めるにつれインパクトのある作品が登場して理解不能。
先入観がある大人に理解は難しいような・・・精神異常者くらいだろうか?
まあ、そういう想像させるという意味では一番面白かったかもしれない。

オブジェもいい味でてる。
パリ2006

一時間程回った後は、パリ最後の食事へ。
パリ2006

今回はカフェではなく、テイクアウトのお店に並ぶ。
パリ2006

「Fallafel」(ファラフェル)という、コロッケや野菜をどっさりピタパンで巻いたサンドイッチ。
パリ2006

何とも合理的な食べ物を頬張ってる間にも、タイムリミットが刻々と迫る。
まだ時間はあるので、まったりと街を見物する。
パリ2006

お、ストリート弦楽奏だ。
パリ2006

日本ではこういう光景は見かけたことないかな?
街並にぴったりの音にしばし酔いしれる。

姉達が買い物をしている間、一人ぶらぶらと散歩。
フランス革命のバスチーユ牢獄の一部が今でも残る「Place de la Bastille」(バスチーユ広場)
パリ2006

そして隣に見えるのは、「Opera Bastille」(オペラ・バスチーユ)
1989年、フランス革命200周年で建設された新オペラ座だ。
パリ2006

ここは歌劇中心のオペラが開催されるという。
今回の旅行中はオペラのシーズン前ということで、あまり面白そうな公演はなかったかな?
そう言う意味では「オペラ・ガルニエ」の公演はとても運が良かったかも知れない。

そんな事を色々考えながら、最終日の街並を心に刻む。
フランスの地に8日間、目一杯満喫できたが、まだまだ物足りないという気持ちもあり複雑な心境だ。
パリ2006

空港に着いてお茶をしていよいよ帰国の時を迎える。
姉夫妻に感謝のお礼を伝え、搭乗ゲートをくぐろうとすると、

甥っ子が大声で泣きじゃくっている。
姉や空港係員の人がなだめたりしているが、

かなりほろっとしてしまった。
多分大きくなったら忘れてしまうんだろうけど・・・。

まあ、日本から送る機関車トーマスのお菓子で許してね。
というわけで、フランスにさよならする時が着ました。
パリ2006

帰りの飛行機は、映画を観たりいろいろな想い出に溢れて寝てなかったかも知れない。
体力的には疲れていても、気持ちはまだまだ元気で物足りない自分

初めての旅行にしては十分すぎるくらいの感動、いや初めてだったから感動できたのかも知れないが。

「また、行きたい」そう素直に思える最高の日々だった。

(おしまい)