ラストサムライ

2004/12/27
1年越しで、ようやく観ることに。
とにかく期待せず、あら探し的に観たんだけど、すげえ面白いじゃん!

DVDには通常版とフル解説版があって、両方連続観てしまった。

フル解説版で観るといかに映画製作がいか大衆的と哲学的に製作する苦労さがわかります。
(監督も「様々な妥協をしてる」って言ってる通り映像に違和感も納得)
やっぱりハイウッドって大衆的が全面にでやすい思うけど、製作者的には色々考えるはずだし。
最近はアンチハリウッド派が増えてるけど、この作品は日本人監督がつくるよりこっちの方が色んな側面が観れて面白い気がする。

物語の背景は「南北戦争」「7/4」「ペリー」とか、アメリカ的な視点でみた作品っすね。
(ちなみに監督は「南北戦争」を題材とした「グローリー」のエドワード・ズウィック)
明治天皇の帝国主義選択は「諸刃の剣」って皮肉のもまさに・・・。

まあ何と言っても、噂通り「渡辺謙」がいいっすね。
多分、これだけインパクトのある配役は今後はないと思うからこそ、助演男優賞は穫って欲しかったな。
あと「小雪」も良かった。

戦闘シーンも重みがあって、やっぱ日本文化は捨てたものじゃないって感じです。
やっぱ、西洋の鎧より、日本の鎧の方が迫力があるし。
(当然ながら「7人の侍」を初め色々な作品の戦闘シーンを研究したらしい)
個人的にはトム・クルーズの回想シーンは「ジャンヌダルク」とかぶるなあ。

音楽は、まあ在り来たりと言うか、ツボを抑えたハリウッドといったところ。
何か、オケライブラリーとか使ってるのかな?と思ったけどやっぱ実際は生演奏なんだろうか?

全体的にはスゴくシンプルなんだけど、日本的な「死」「静」「美」「はかなさ」っていいなあと。
「サムライスピリッツ」ねえ、気がつくと正座して観てました(爆)